家庭用浄水器にはさまざまな種類があり、選び方が難しいもののひとつといえるでしょう。この記事では、家庭用浄水器の選び方や種類をご紹介します。選び方のポイントを知って、自分に最適な浄水器を選びましょう。
●家庭用浄水器の選び方は6つ
家庭用浄水器の選び方は、主に以下の6つを確認しましょう。
・種類から選ぶ
・使いやすさで選ぶ
・浄水性能から選ぶ
・ろ過流量で選ぶ
・ランニングコストで選ぶ
・浄水器適合マークの有無で選ぶ
浄水器といっても、選ぶときには見るべきポイントがたくさんあります。ここではそれぞれに分けて浄水器の選び方を解説していきます。
1.種類から選ぶ
浄水器にはさまざまな種類があります。種類ごとにカートリッジの交換頻度や取り付け方法に違いがあるため、それぞれの特徴をチェックしてみてください。
いくつか種類の特徴を紹介すると、もっともよく見かけるタイプが「蛇口直結型」です。
自分で蛇口へ取り付けるだけで、塩素などの物質を除去した水を使えます。
また「据え置き型」は、イオン水生成などあらゆる機能を備えていますが、価格はやや高くなる傾向です。しかし、便利に使える浄水器を探している人には最適といえるでしょう。
「ウォーターサーバー型」は、水栓から遠いところにも設置しやすいなどのメリットがあります。「自宅でどのように水を使うことが多いのか?」の視点から検討して、浄水器の種類を選ぶとよいでしょう。
2.使いやすさで選ぶ
浄水器は毎日利用するため、使いやすさも選び方のポイントです。たとえば、浄水量・カートリッジ交換時期を通知してくれる機能があると、交換忘れやフィルターの入れ忘れを予防できます。また、液晶画面があるとさらにわかりやすいでしょう。
ほかにも使いやすさを向上させる機能としては、節水や水ハネ軽減できる仕様のものであれば毎日の使い勝手がよくなります。
3.浄水性能から選ぶ
浄水性能は、ろ過材と除去可能物質を確認しましょう。ろ過材にはさまざまなものがあり、代表的なものとしては「活性炭」や「セラミック」などが挙げられます。
活性炭は気になる水の臭いや有害物質を除去する効果がありますし、セラミックは磁器でできており、高い除去効果を期待できるでしょう。また、複数のろ過材が組み合わせて取り入れられている場合もあります。
除去物質に関しては、法律で定められた13種類に加えて、どのような水の悩みがあるかを明確にすると選びやすいでしょう。
4.ろ過流量で選ぶ
ろ過流量は、「1分あたりの浄水量」を示す数値です。一度にたくさんの水を流すと、浄水器を通しても十分なろ過効果を期待できません。
そのため、料理などで一度にたくさんの水を使う場合はチェックしたいポイントです。一般的にポットタイプの浄水器はろ過流量が少なめとなっており、ビルトイン型や据え置き型は一度に多くの水をろ過できます。
5.ランニングコストで選ぶ
浄水器は毎日使うものであるため、フィルターの交換などのランニングコストを必要とします。そのため、本体価格だけでなく、交換頻度やフィルター自体の値段をチェックするようにしましょう。
事前に確認しておかなければ、導入はリーズナブルでも交換頻度・フィルター価格などがマッチしていなければ、負担が大きくなります。購入前には、交換頻度とフィルター価格を必ず確認して、大きな負担にならないように選びましょう。
6.浄水器適合マークの有無で選ぶ
「浄水器適合マーク」は、浄水器協会に加盟している企業かつ、独自の品質基準を満たしていることで表示できるものです。
法令で定められた基準よりも厳しい項目が課せられており、消費者が安心して使える浄水器を明確にする目的があります。高い信頼度を飲み水に求める人は、浄水器適合マークの有無をチェックしておきましょう。
●浄水器の種類
浄水器の種類は以下のようなものが挙げられます。
ビルトイン型:シンク下に設置するため、見た目がスッキリ。設置費用はもっとも高額
据え置き型:機能面に優れるものが多い。シンク周りに設置するためスペースが狭くなる
ポット型:リーズナブルに使い始められる。浄水が済むまで時間がかかる
蛇口直結型:コンパクトかつリーズナブル。一度に使える水量は少なめ
ウォーターサーバー型:水栓や蛇口との相性を気にしなくてもよい。設置スペースが必要
いずれの種類もメリット・デメリットがあるため、一概におすすめできるものはありません。家族の人数や必要な浄水量など、世帯ごとに求めるスペックが異なります。自分に合ったものを探す場合は、以下のポイントをチェックしましょう。
・1日に水をどれくらい使うのか?
・料理にも利用したいのか?
・家族が使いやすいか?
・コストがかかりすぎないか?
●まとめ
家庭用浄水器の選び方や種類について解説しました。浄水器にはさまざまなものがあるため「水をどのように使いたいか?」の視点から選ぶことが大切です。まずは、自分がどのように水を使っているかを明確にして、浄水器を選びましょう。
なお、弊社がご提供している「AIRLITH(エアリス)」は、水道に接続して浄水器としてもご利用いただけるだけではなく、空気から飲料水を生み出すことができます。更に外部から水を取り込み、飲み水に転換することもできる「複合型ろ過装置」です。
今回ご紹介した、家庭用の浄水器における選び方でお伝えした「浄水性能から選ぶ」や「ランニングコストで選ぶ」といった点から見ても、おすすめできます。「エアリス」については次の公式ページで詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
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